英語学習ゲーム「英語物語」を運営している、株式会社FreCreの「ごん社長」に話を聞きました。
プロフィール
金子 輝昭 氏
英語学習ゲーム「英語物語」を運営。
2023年に英語コーチング事業もスタートした株式会社FreCreの代表。
プロダクト愛が強いメンバーを採用していく
社長インタビュー.NET:
2022年は経営スタイル含めて、ガラッと変えた印象がありますがどんなことに着手してきた1年だったんでしょうか?
金子社長
組織再編をしました。
以前は、その分野に知見がある優秀なメンバーにスポットで手伝って貰っていたんですが、やっぱりコミットメントの足りなさを感じていまして、プロダクト愛が強いメンバーを中心に組織を再編しました。
特に右腕になるスタッフを正社員で雇えたのは大きかったです。
あとは英語物語のユーザーからインターンを何人か採用しています。
プロダクト愛が強いメンバーが集まるコミュニティ作りから採用や組織作りをしています。
社長インタビュー.NET:
金子社長ご自身も「英語物語」に対するスタンスがかなり変わったなと思うんですが、その辺りはどうでしょうか?
金子社長
去年読んだ本の中に
「最高のプロダクトを作る為に自分が1番のファンになる」というセンテンスが書かれており、英語物語と本気で向き合うことにしました。
実は英語物語を作ってから一度も全クリしたこともなくて、あんまりしっかりとゲームをプレイしてなかったんです。(笑)
マーケティング講座でもユーザーインタビューが大事と再三言われていたんですが、そもそもユーザーインタビューが嫌いでして、だったら自分が1番のユーザーになってしまうのが手っ取り早いなと。
社長インタビュー.NET:
自分でゲームをやり込んでみてどうでしたか?
金子社長
ファンの気持ちがわかるようになりました(笑)
重課金ユーザーの思考やゲーム自体のバランス含めて自分がファンになることによって見えてくることは沢山ありました。
あとは開発においても、ゲームに対して熱量高いメンバーと同じ立場でディスカッションできるようになったので、よりユーザー目線でいい物が作れるようになったと思います。
TOEIC満点を取れなければ坊主にする
社長インタビュー.NET:
新しく英語コーチングサービスをリリースしましたが、こちらはどんな狙いがあるんでしょうか?
金子社長
元々自分自身の習慣コーチングを2年くらい続けています。
コーチング自体はフィリピン人スタッフにお願いしていて、だいぶノウハウが溜まってきたのと、タイミング的にフィリピン側の雇用を守ららないといけない状態になりまして、それなら英語コーチングを事業としてスタートしようと思ったのがきっかけです。
社長インタビュー.NET:
通常の英語コーチングとどんな違いがあるんでしょうか?
金子社長
他の英語コーチングサービスのことが正直よくわかってないんですが、当社のコーチングサービスは英語物語ユーザーに限定しています。
というのも英語物語を普通にプレイしていれば自然に英語力が上がるような設計になっているからです。
習慣コーチングをベースにしているので、正しい英語学習をする習慣を作っていくというのがベースのコンセプトです。
英語コーチはフィリピン人スタッフが担当するので、同時に実践英会話もUP出来るのも大きな特徴ですね。
社長インタビュー.NET:
金子社長も今年中にTOEIC満点を取れなければ坊主にすると公言されてますが調子はどうでしょうか?
金子社長
自分自身もコーチングサービスのユーザーとして参加しています。
自分がサービスを使って結果を出せば信憑性も上がるし、プロダクトの改善にもなりますしね。
今の所かなり順調ですね。
今年中に満点はいけると思ってます。
社長インタビュー.NET:
今後の抱負を聞かせてください。
金子社長
組織としては、正社員としてもう1人片腕になる人材を採用したいと思っています。
あとはコーチングサービスを軌道に載せること。
コーチングは有料サービスですが、学習のナレッジは無料で解放したいので、コーチングに入らない英語物語ユーザーにも更に英語力が上がるようなサービスを今後も提供できればと思っています。